海外事業を牽引するマネージャーの視点~「まずやってみる」実力主義の風土で、自分の可能性を試す価値~
今回は海外営業部マネージャーのIさんにインタビュー。
Iさんは生産管理部・貿易担当として入社。その後、営業部へ異動し海外営業担当へ。
語学力と豊富な貿易経験を武器に海外営業マネージャーとして活躍中です。
・当社への中途入社を決断された一番の決め手は何でしたか?
面接や社員の方とのやり取りを通じて、フラットで風通しの良い企業文化を感じたことが決め手でした。 中途入社でも意見を発信しやすく、実力で評価される環境が整っていると感じ、自分の力を試したいと思いました。
・前職での経験のうち、「これだけは活かせる」と確信を持って入社されたスキルや経験は何でしたか?
前職の生産管理業務を通じて培った「現場との調整力」や「課題発見・改善の視点」は、自分の強みとして必ず活かせると確信し、入社を決意しました。 納期・品質・コストのバランスを取りながら、社内外の関係者と連携して業務を進める中で、柔軟な対応力と全体を俯瞰する力が養われました。 入社後は、工場との連携やスケジュール調整、課題の早期発見と対応といった場面でその経験がすぐに活き、即戦力として貢献できたと感じています。 さらに現在は海外営業を担当していますが、異なる文化や価値観の中でも、相手と信頼関係を築きながら調整を進める力として、前職の経験が確実に活かされていると実感しています。
・入社前と入社後で、当社に対する印象にギャップはありましたか? もしあれば、それはどのような点でしたか?
入社前は、もっと整った仕組みの中で仕事を進めるイメージを持っていましたが、実際は変化のスピードが速く、自分で考えて動く力が求められる場面が多かったです。 最初は戸惑いましたが、その分、自主性や課題解決力が鍛えられ、今ではその環境にやりがいを感じています。
・チーフからマネージャーへ昇格された際、仕事の「視座」や「責任の範囲」はどのように変化しましたか? それによって成長したと感じる点は?
チーフの頃は、主に自分の担当業務やチーム内の進捗に目を向けていましたが、マネージャーに昇格してからは、部署全体の目標達成や、他部署との連携、メンバーの育成まで視野が広がりました。 特に、“自分が動く”から“人を動かす”ことの難しさを実感し、相手に合わせたコミュニケーションや、状況に応じた判断力が鍛えられたと感じています。
・会社の注力事業である海外展開を担う中で、「会社とともに自分も成長している」と実感する瞬間はどんな時ですか?
現地パートナーとの商談や交渉を通じて、自分の英語力や異文化理解が格段に深まったときに、会社とともに成長していると実感します。特に、現地のニーズをくみ取って提案内容を調整し、契約につながったときは、自分の提案力や対応力が確実にレベルアップしていると感じました。
・ご自身のキャリアの中で、「失敗」だと感じた経験の中で、最終的に最も大きな学びや成長に繋がったものは何ですか?
海外クライアントとの打ち合わせで、相手の文化や商習慣を十分に理解せず、日本の進め方を押し通してしまったことがあります。結果として提案は通らず、信頼関係の構築にも時間がかかってしまいました。 しかしその経験を通じて、“相手の立場に立って考えること”の大切さを痛感し、以降は事前のリサーチや現地の声を重視するようになりました。今では、異文化間でも柔軟に対応できる力が身についたと感じています。
・マネージャーとして、最も大きな「やりがい」を感じる瞬間はどんな時ですか?
メンバーが自分の力で課題を乗り越え、自信を持って次のステップに進んでいく姿を見るときに、マネージャーとしてのやりがいを強く感じます。
・中途入社から現在まで長く活躍されてきた中で、「キューブの良いところ」や「強み」は何だと感じていますか?
中途入社でも関係なく、手を挙げればどんどん挑戦させてもらえる風土がキューブの強みだと感じています。 私自身も、入社して間もない頃からハワイ出店に関わらせてもらい、責任あるポジションを任されたことで、大きく成長できました。
・特にキャリアアップを目指す方にとって、「この会社で働く魅力」を一つ挙げるとしたら何でしょうか?
社歴に関係なく、手を挙げれば挑戦できる環境があることです。 実際に私も中途入社から短期間でハワイ店舗の管理を任され、自分の成長を実感できました。 キャリアアップを目指す方にとって、努力がしっかり評価される風土は大きな魅力だと思います。
・現在、あなたが率いる海外営業チームが、目標達成に向けて直面している最も大きな「課題」は何ですか?
海外市場の拡大に伴い、現地で即戦力となる専門人材の確保が大きな課題です。 特に語学力と業界知識を兼ね備えた人材は限られており、採用だけでなく、社内育成にも力を入れています。
・中途入社された当時から改善された点と、逆に「ここは変わってほしい」と今も感じている点があれば教えてください。
入社当初は、各部署間での互いの声が若干届きにくい印象がありましたが、最近は部署間で意見を取り交わす機会が増えて、風通しが良くなってきたと感じます。 ただ、まだ一部では意思決定のスピードに課題があり、変化の早い海外市場に対応するには、より柔軟な判断体制が必要だと感じています。
・「この会社で働く魅力」を一つ挙げるとしたら何でしょうか?
年齢やポジションに関係なく、挑戦を歓迎してくれる文化があることです。 自分の意見やアイデアを発信しやすく、成長のチャンスにあふれています。
・当社の求人への応募を考えている方へ、中途入社からマネージャーとして活躍しているご自身の視点から、「この会社で活躍するために必要なマインドセット」や「挑戦することの価値」について、メッセージをお願いします。
私自身も中途入社でしたが、“まずやってみる”という姿勢を大切にしながら、少しずつ信頼を積み重ねてきました。 変化のスピードが速い分、柔軟に考え、行動し続ける力が求められますが、その分、得られる成長や達成感はとても大きいです。 自分の可能性を広げたい方にとって、ここは本当にやりがいのあるフィールドだと思います。



